介護保険でできること・できないこと


「介護保険」ではできること・できないことが決まっています。

このようなことはできません。

本人以外の援助 最低限の日常生活に必要のないこと 時間のかかりすぎること
ヘルパーにリスクが及ぶこと 本人が自宅にいない場合

今回は、介護保険でできることとできないことをまとめてみました。
できないことのうちのほとんどは保険外サービスであるトイロライフでは実施できます。
保険内サービスと保険外サービスをうまく組み合わせることで、より充実した生活を送ることができます。

内容できることできないこと
掃除・本人が過ごす場所の部屋、
トイレ、浴室、洗面所、テーブルの上の掃除・整理整頓
・日常的な可燃・不燃ゴミ・リサイクルごみを集積場に持っていく
・本人が使用していない部屋の掃除
・草むしり、花壇の水やりや手入れ
・窓・ベランダ掃除
・ペットの世話や散歩
・換気扇の掃除
・引っ越し準備
・大掃除
・自動車や自転車等の清掃、洗車、給油
洗濯・日常着を洗う・干す・取り込む・収納
・アイロンがけ
・本人以外の洗濯、及び一連行為
・本人以外のアイロンがけ
ベッドメイク・布団干し
・シーツ交換
・本人以外のための布団干し
・本人以外のためのシーツ交換
衣服の整理
被服の補修
・衣類の整理
・ボタン付けやほつれの補修など
・仕立て直し、裾上げなどのおおがかりな裁縫
調理・日常的な一般的調理
・食事の準備・配膳・後片付け
・ご本人以外のための調理
・正月や誕生日などの行事食や特別な調理
買い物・本人分の近隣店舗での日用品、食材(生活必需品)の購入・代金支払い
・薬の受け取り
・遠くのお店で買い物
・ヘルパーが持てない大きな物や重い物。
・タバコやお酒など嗜好品の購入
・宝くじや馬券等の趣味の購入
・危険物の購入
・お歳暮などの購入
・来客用の買い物
・預貯金の引きおろし
・コンビニや銀行での振込用紙の振込代行
その他・お話相手
・留守番
・お見舞い代行
・お墓参り代行
・本人が自宅にいない場合でのサービス
・電球の取り換え
・金銭や貴重品の預かり・管理
内容できることできないこと
排せつ・トイレへの移動介助、見守り・誘導
・排せつ介助
(失禁対応、採尿器等の介助)
・オムツ交換
・医療的管理の必要なことへの介助
(褥瘡の処置・摘便等)
食事・食事介助・見守り
・特段の専門的配慮をもって行う介助
(医療的な食事)
・歯磨き等の口腔ケア
・医療的管理の必要なことへの介助
(経管栄養・痰の吸引・重度の歯周病等)
入浴・入浴介助(全身清拭・部分浴・全身浴)・環境や身体能力により自宅での入浴が
難しいと判断することもあります。
身体整容・洗顔、整髪、口腔ケア、爪切り、ひげ剃り、着替え介助など・散髪
・巻き爪や化膿がひどく対応が難しい場合
・髭剃りが電動髭剃り以外
体位変換
移動・移乗
・体位変換
・移動・移乗介助・見守り介助
通院・外出・乗車、降車のための移動、移乗の介助
(タクシーや公共交通機関に限る)
・車椅子での移動や歩行の介助、付き添い
(必要性について病院への確認が必要)
・受診待ち時間中の付き添い
・本人やヘルパーの車を運転しての送迎
・本人の代わりに医師に説明を受ける
・娯楽・散歩・趣味目的の外出同行
・地域の行事や老人会への外出同行
・お墓参り・法事・結婚式の同行
・美容院への同行
起床・就寝・起床・就寝のための着替えや整容の介助
服薬・服薬介助、飲み忘れの確認
(薬については詳細な要件があります)
・シップの貼り付け
・座薬挿入
・点眼薬の点眼
・服薬管理
・血糖値測定やインスリン注射
(声掛けや見守りは可)
その他・体温計や血圧測定(自動測定器に限る)
・車いす・徒歩での日常的な外出への付き添い
(銀行・郵便局・区役所・買い物等)
・入院中の付き添い
・家族に代わっての入院や手術などの同意
・単なる見守り
・単なる散歩
・仕事の手伝い

上記以外にもヘルパーにはできること・できないことがあります。
家族が同居しているか、していないか、各市区町村の判断でも異なります。サービスの提供時間も定められていますので、まずは担当のケアマネジャーや事業所までご相談ください。

トイロライフは富裕層向けサービスではありません。

トイロライフは介護保険を利用しない、自費によるサービスを専門としたサービスです。
保険外専門というと、富裕層向けのサービスだ思う方、いいイメージを持たない方も多くいるでしょう。しかし、私たちはこれからの在宅介護にとって欠かせないサービスとなると考えています。

1. 保険外サービスは富裕層向けサービスではない
保険外専門のサービスと説明すると「富裕層向けサービスでしょ」「福祉の心はどこにいったの?」と言われることがあります。

トイロライフを利用してくれる方の1ヶ月の顧客単価は3~5万円前後です。

また、定期利用だけではなく、必要な時にだけ手を借りるという利用の仕方もあります。

一般的に1ヶ月にかかる介護費用は、平均5万円と言われています。
トイロライフの平均利用単価を足しても9万円です。1ヶ月の有料老人ホームにかかる費用が20万円とすると、施設へ入所する経済力があれば気軽にトイロライフを利用することができる計算になります。

したがって、介護保険外=富裕層サービスという誤解は覆されました。実際には、限られた富裕層の人だけでなく一般的な年金収入内でもトイロライフを利用することができます。

この誤解を解いて、たくさんの方にトイロライフや介護保険外サービスの魅力を伝え、介護保険サービスと併用することでストレスのない在宅介護の実現をお手伝いしたいと思っています。

2. 介護保険外サービスの価値は「スピード」と「クオリティ」と「オーダーメイド

スピードとは、依頼からご利用までの速さです。
保険内サービスを利用するにはまず要介護認定を受けてケアプランを作成し利用しますが、トイロライフはお問い合わせをいただければ最短当日に訪問し、サービスを終了後に訪問した先で契約を行います。

もちろん、ホームページからの事前登録、申し込みも可能です。

トイロライフは、介護・看護のご依頼をいただくと、仕事情報を登録スタッフに配信し、対応できるスタッフが応募する仕組みです。

しかし、「クオリティ」も必要です。

利用者が求める介護サービスを提供することができ、接遇ができる相性のあった介護士を派遣する必要があります。

トイロライフでは、登録ケアパートナーの職務経歴保有資格介護・看護スキル等を事前に確認しています。

スタッフが確定すると、顔写真付きのケアパートナーのプロフィールを確認することができ、指名をすることで、気に入ったケアパートナーを継続的に指名することも可能にしています。

また、保険外だからこそできる「オーダーメイド」も大切にしています。
トイロライフは在宅介護・看護を行う家族にとってのワンストップサービスです。

一般的な家事・介護・看護に加え、外出支援、介護美容、定期見守り電話、終末期ケア、子育て支援など様々なサービスをご用意しています。

トイロライフとつながっておけば、いつでも相談できるという安心感があるのではないでしょうか。
これらの価値を届けるために私たちは日々業務を見直し、改善を行っています。

まだまだ、保険外サービスやトイロライフは認知度が低いですが、在宅介護を支えるインフラとなっていくと考えています。